ワインエキスパートのひとりごと

気ままなワインの話 Pleurs

ぶどう 醸造

ワインの醸造③

投稿日:2023年12月16日 更新日:

小林生駒高原葡萄酒工房には団体・個人共にワイナリー見学のお客様もいらっしゃいます。ワイン用に運んできたブドウを車から降ろす作業をする部屋があるのですが、見学のスタートはまず、その部屋で大まかな醸造の説明をしていきます。



説明する部屋の壁に上の図が貼ってあり、これを見ながらワインができるまでの話をしていきます。
この流れに沿ってここでも話していきましょう。

その前に、まずブドウを収穫しないといけません。収穫の時期が近づいてきたら毎日ブドウの糖度を測り、最適な糖度になった時点で収穫します。ブドウの糖度が一番のっている明け方から収穫を始めます。小林ワインは全て手摘みでの収穫です。収穫してから除梗破砕までに潰れた実や傷んだ実が酸化して他のブドウに悪影響を与えないように、一粒一粒悪い粒を取り除きながら収穫していきます。


収穫したブドウは冷蔵車で鮮度を保ったまま醸造所へ運びます。
そして①の除梗破砕-ブドウの梗と実を分ける作業に入ります。


動画では白ブドウの作業をしていますので、白ワインから説明します。
白ワインは除梗破砕の後、③圧搾していきます。


絞った果汁を取り出し、これから発酵させていきます。

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