ワインエキスパートのひとりごと

気ままなワインの話 Pleurs

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納品前のテイスティング

投稿日:2023年12月6日 更新日:

今日はレストランに納品するワインのテイスティングを醸造責任者と行いました。「生駒高原シリーズ」の中には販売開始までボトルのまま熟成させているワインもあるので、どんな味わいになっているか楽しみでした。

今回、テイスティングしたのは
①2021甲斐ブラン
②2021ピノ・ノワール
③2021ピノ・ノワール樽熟成
④2021メルロー
⑤2021メルロー樽熟成
以上の5点でした。

まず①甲斐ブラン。甲州×ピノブランよりできた品種です。甲州は淡い透明に近い色味で、2019や2020の甲斐ブランも色味が淡いものでしたが、2021の甲斐ブランは濃い色味になっていました。柑橘系やアプリコットの香りがして、酸味は強くなくやさしい味わいでした。私的には好きなワインです。

②2021ピノ・ノワール。フルーツの香りより花の香りが強いかな?色味は淡いけどアルコール分はしっかり感じました。口に入れた時にピリッとくる刺激と酸味があり、もう少し熟成させた方がいいかも。

③2021ピノ・ノワール樽熟成。樽香がふわっと心地よい。味わいのバランスもよく、まろやか。

④2021メルロー。一緒にテイスティングしたスタッフがチョコレートの香りがするとのこと。⑤の2021メルロー樽熟成と比べると、やはり樽熟成の方の色味はオレンジ色で熟成されている感がありました。
樽熟成の方がまろやかでバランスがいい感じがしました。


左が2021メルロー、右が2021メルロー樽熟成です。

左がメルロー、右がメルロー樽熟成

結果、この中では①2021甲斐ブラン、③2021ピノ・ノワール樽熟成、⑤2021メルロー樽熟成を納品することに決定!

今回テイスティングした「生駒高原」シリーズを詳しく知りたい方は以下のボタンをクリックしてください。


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