今回はワインの表現の3回目です。前回と同じく帝国ホテル「日本料理 東京なだ万」の支配人兼シニアソムリエの横尾正樹氏にコメントいただいていますので、ご紹介します。
ピノ・ノワール
やや淡いピンクの色調。
口当たりは繊細で、イチゴやアメリカンチェリー、ほのかに土の香りを感じます。
繊細なタンニン、綺麗な酸が特徴的です。
鮪の赤身、魚介類のバター焼き、ポークソテーと合います。
カベルネ・フラン
透明感のあるピンク色。
軽やかな酸味と程よい渋味があり、木苺や白い花の香りがあります。
なめらかで優しい飲み口で、タンニンも落ち着いていて、まさに今が飲み頃。
ハーブやサフラン、スパイスが効いた料理と、ワインの程よい渋味が合うと思います。
「生駒高原」カベルネ・フランは色味は淡いですが、上記コメントのように今が飲み頃です。
ピノ・ノワールと共に生産量が少ないですので、お早めにお求めください。